30代前半で、約1年半の空白期間を経て、今の会社(営業事務)に転職した。前職はIT系の仕事で、その後短期間在籍した会社を経て、この空白期間に入っている。空白期間中は、知人の仕事を手伝いながら、動画編集で収入を得ていた。
転職活動を始めてから入社まで約2か月。使ったエージェントは1社だけだった。今回は、そのときの数字と、転職して何がどう変わったかを書いておきたい。
転職活動の数字
まず、転職活動そのものの数字を表にまとめる。
| 項目 | 数字 |
|---|---|
| 登録したエージェント | 1社(比較していない) |
| 登録から最初の連絡・面談まで | 2〜3日 |
| 転職活動開始から入社まで | 約2か月 |
| 応募した数 | 6社くらい |
| 面接に進んだ数 | 2社 |
| 内定が出た数 | 2社 |
面接に進んだ2社は、どちらも内定が出た。数字だけ見ると順調に進んだように見えるかもしれないが、これは後で触れるとおり、本人も「運がよかった」と振り返っている記録である。同じ動き方をすれば同じ結果になる、という話ではない。
面接では、空白期間について突っ込んで聞かれた
面接では、空白期間について突っ込んで聞かれた。何を具体的に聞かれたかは、本人もはっきりとは覚えていないという。
ただ、姿勢としては一貫していたと振り返っている。
「あまり覚えていないけど、これまでの経験を生かして試行錯誤しながら(やっていた)と伝えているはず。あまり嘘はつきたくないというか、全部話したほうが楽なので」
空白期間中に実際にしていたのは、知人の仕事を手伝いながら動画編集で収入を得ることだった。これは記憶があいまいな面接でのやり取りとは別に、経歴として事実であり、取り繕う必要のない内容だったということでもある。
エージェントは1社だけ、不満もなかった
登録したエージェントは1社だけで、複数を比較することはしなかった。それで特に不満を感じることもなかったという。
役に立ったと感じたのは模擬面接で、受けたのは1回だけだった。何を指摘されて直したかまでは聞いていないが、「1回受けたことが役に立った」という手応えは残っているという。
決め手は「社会的地位」と「淘汰されにくいビジネスモデル」
内定が出た2社の中から今の会社を選んだ決め手を聞くと、こう答えが返ってきた。
「社会的地位」 「まだしばらくは淘汰されないであろうビジネスモデル」
大きく攻めるより、安定を取った判断だったと言える。何をしている会社かという詳細には、この記事では触れない。
年収は同じでも、時給は上がった
転職して何が変わったかを聞くと、まとまった答えが返ってきた。
「年収は変わらなかったが、時給換算だと上がった。残業が80→30時間くらいになった。基本給が5万円くらい上がった。稼働日数に応じての給料じゃないから、2月とか年末年始で給与に変化がなかったのがよかった。そう考えると年収は上がったのかも」
額面の年収は前職とほぼ変わらない。一方で、残業は月80時間ほどから月30時間ほどへ減り、基本給は約5万円上がった。同じ年収でも、実際に働いた時間で割れば時給は上がっている、というのがこの記録の要点になる。
この「稼働日数に応じての給料じゃない」という感覚が、当時の給与の仕組みとしてどういうものだったのかを聞くと、本人自身もはっきりとは覚えていなかった。
「よくわからない。基本給とは言ってたけど、なんだかんだ時給換算だったのかも」
つまり、以前の給与制度がどういう計算だったのかは、本人も正確には把握していなかったということになる。それでも体感としては、以前は月によって給与が変わる感覚があったという。今は2月や年末年始でも給与が変わらないのがよかった、とのことだった。
やり直すとしても、変えることはない
いちばん不安だった時期、しんどかった時期を聞くと、こう返ってきた。
「なかったが、運がとてもよかったなと思った」
エージェント1社、応募6社くらい、面接に進んだ2社はどちらも内定という経過は、本人自身が「運がよかった」と評価しているとおりで、誰にでも同じ結果を約束するものではない。
それでも、やり直すとしても今回の選択を変えることはないと本人は言っている。年収は変わらなかったが、残業は減り、基本給は上がり、月々の給与が読めるようになった。この記録が示せるのは、その範囲までである。
この記事について
この記事は、一人の個人の体験にもとづく記録です。同じ状況にある方すべてに当てはまるものではなく、一般化を意図したものでもありません。特定のエージェントや会社を推奨するもの、あるいは避けるべきだと断定するものでもありません。判断にあたっては、ご自身の状況に照らしてご検討ください。